タッチレス、タイマースイッチ2021年02月14日 20:34

前回「ソーラーイルミネーション」の続きで、部屋の中で使えるものを作ってみました。

スイッチとかは使わず、手をかざすだけでスイッチオンしたい。
オンになったら10秒~3分ぐらい継続したい。

ということで、タイマーICの「555」を使って、簡単なタイマーを作りました。
秋月電子に類似のキットがあり、回路図が載っているのでそれを参考にしています。

CdSセンサーでに手をかざして暗くするとタイマーが開始するようになっています。
光の検出からトランジスターがオンするところまでは、前回の回路と同じです。




トランジスターがオンになったトリガーでタイマーがスタート、555のOUTにつないだトランジスタがオンになります。
そして、可変抵抗と電解コンデンサーで決まった時間になると555の出力がオフになり、その先のトランジスタもオフになります。
まずは、チェック用に作った「1個だけのLED」で確認します。
CdSセンサーの感度もある程度、合わせておきます。
真っ暗ではなく、手をかざす程度でオンになるようにしておきます。



最後は、イルミネーションをつなぎます。



タイマーなので「動画」じゃないと動きが見れません。
こちらも動画をYoutubeに出しました。
https://youtu.be/AFiYTdJhKrQ

イルミネーションをちょっと改良2021年02月14日 20:38

前回の記事『冬休みの電子工作「ソーラーイルミネーション」』ですが、ちょっと改良しました。




LEDが100個もついているので消費電力が多めで、太陽電池の電力では2時間ぐらいで消えてしまいます。
時刻にすると「晴れた日でも」夜の8時前後で、ちょっと早いです。
あと、曇りの日はそこそこがんばりますが、雨の日だとほとんど充電されないです。

ほかのイルミネーションはLEDが50個、しかも点滅しているので電力は少ないです。
こちらは100個あり、50個のLEDが交互に点滅しているので、単純計算で4倍です。

雨の日対策では、太陽電池の電圧不足をDCDCで昇圧すればよさそうと思って、イルミネーション本体で使った5V電源を使って昇圧基板を作ってみました。



作って試してみたところ、室内で太陽電池からは2.5V出るんですが、(たぶん)電流不足でDCDCが起動せず・・・
外から乾電池で1.5Vを一瞬だけ入れるとDCDCが起動して5Vが出てくるんですが、そういう回路にするわけにはいかないので、とりあえず雨の日があきらめることにしました。

充電不足は、太陽電池を増設します。
予備を含めて余計に買っておいたので、前回と同じようにリード線をはんだ付けしてベース板に固定します。



本体基板との接続はターミナルブロックなので、増設は簡単です。
とりあえず仮止めみたいな感じですが、今のケースに収まりました。



これで効果は??というと、「太陽電池が2個だから2倍」というわけにはいかないんですが、持ち時間が2時間ぐらい長くなって・・・10時ごろまで点灯するようになりました。
もうちょっと長くしたい・・・となるとLEDの電流制限を強化するか、LEDをどっちか一方にするぐらいですが・・・難しくはないので、機会があればトライしてみます。